オステオパシーは残念ながら日本では国家資格ではありません。接骨院や鍼灸院など国家資格が必要な施術院ではなく、国家資格を必要としない整体院に属します。カイロプラクティックも同様です。
オステオパシーの発祥地のアメリカでは、医師の資格になるため、通常の現代医学の医師(M.D.)とわけ、Doctor of Osteopathic medicine (D.O.)
と呼ばれています。
ヨーロッパ諸国などでは、国家資格ではあるものの医師ではないため、養成学校の卒業証明Diplom of Osteopathyをもらえますが、これはあくまで卒業証書のためD.O.とは名乗れません。
医師以外の国が、国際的にアメリカなどの医師として認めた国のオステオパスと同等にする為、卒業後、博士課程の論文を提出させ、口頭試問を行ない博士として認めた者にOsteopath D.O.と言う称号を与えます。それにより晴れてD.O.を名乗る事が出来ます。
日本においては、オステオパシーは国家資格ではないので、施術所開設においては特に規制はありません。しかし、D.O.と名乗る場合は、必ずオステオパシーが国家資格として認められた国の教育制度を用いた養成学校の卒業者で、卒業後、博士課程である論文制作を行ない、口頭試問に合格した経緯が必要となります。
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